中学・高校と英語が大の苦手だったにもかかわらず大学入学後、僅か1年間でTOEIC900、TOEFL600(今の点数基準だと250)、英検1級と次々に英語関係の資格試験を取得した英語の達人が、まとめた文法講座。
(海外留学を一切していない状態での結果なので、恐れ入ります。)
申し込みをすると、毎週月曜日から土曜日まで、カリキュラムが送られてきます。月、水、金が知識の説明+練習問題、翌日に問題の回答&解説が送られてくるという、2日で1つという構成パターンになっています。
1日のボリュームは30分程度で完了できる内容なので、時間がとれない人でも何とかこなせるようになっています。(文法が本当に苦手という人の場合、余裕をみて1日1時間程度の時間は確保しておいたほうがいいです。)
全56回、2ヶ月間の講座ですが、TOEIC対策として短期間で集中的に取り組みたいという場合には、全ての内容を収録したファイルをもらうこともできます。
内容は5文型、品詞といった初歩的なものから仮定法、倒置といった手ごわいものまで、万遍なく、まとめています。
文法をテーマにした他の書籍、教材と比較すると、この教材は学ぶポイントを絞りつつ、そのポイントについては、丸暗記ではなく、背景知識を学ぶことで、理屈で問題を解けるようになることを主眼としているのが独特です。
文法問題と言うと、丸暗記が一番、ひたすら問題を解くのが最も学習効率が高いというのが、これまでの定説でした。(私のこのサイトで、同じことをお伝えしています。)
しかし、丸暗記というのは退屈なものですし、苦手な人には、苦痛以外の何者でもありません。
この教材は、理屈で文法問題を解いていくためのやりかたを教えてくれるので暗記の必要がありません。この点は大きく評価されるべきです。
○講座の無料お試し登録はこちらからできます http://www.grammar51.com/
早速、申し込んで、この講座を受けてみましたが、最初のカリキュラムを見た時点で受けてみてよかったと思いました。
抜群に分かりやすいうえに面白い!!
パズル感覚で解けるというフレーズ通りで、本当にパズルを解いているかのように、一つずつ項目をクリアしていく喜びと楽しみを味わいながら取り組むことができました。
たとえば、5文型をテーマにしたカリキュラムのなかで、こんな解説があります。 (カリキュラムの内容をベースに、私が勝手に作成した例です。)
下記のような問題の回答がどれになるか、あなたはわかりますか?
She is ------.
(A) a higly educated student
(B) a educated highly student
(C) a highly student educated
(D) a educated student highly
答えは(A)なのですが、この回答にたどり着くための思考法が目からうろこが落ちるほど明快です。
この場合、『名詞を中心に考えていく』というパターンをとります。
この場合、名詞はstudentです。

可算名詞の単数形ですので、冠詞のaがつきます。

これに、名詞を修飾する形容詞、educatedが入ります。
形容詞が入る場所は、修飾する名詞の直前になるので、次のようになります。

そして、最後に、形容詞を修飾する副詞、highlyが入ります。
副詞が入る場所は、修飾するものの直前となるので・・・

なので、正解がAのa higly educated studentになると言う理屈です。
「名詞から発生している、名詞を中心としたブロック」という構造で考えると、楽に解けてしまうということですが、一度実行しただけで、このやりかたの価値が実感できました。
全てのカリキュラムが、こんなふうに理屈で理解できるようになっています。この理屈を知ることが本当に面白いので、気がつくとスムーズにカリキュラムをこなしてしまっています。
著者の鈴木さんによると、元々文法が苦手だったので、何とか克服しようと試行錯誤したうえにたどりついたのが、このやりかただったそうです。
このやりかたをマスターしてから英語の実力も一気に上昇、偏差値も45から72にアップしたそうです。
それだけ効果があるやりかたなのですが、既存の書籍や教材では、ここに触れているものはないということで、自分自身でテキストを作ってしまったそうです。
カリキュラムをみたとき、『なぜ、こんなにわかりやすいんだろう?』と疑問に感じたのですが、この話を聞いたときに納得できました。分からない人の立場が理解できるからこそ、ツボを押さえた内容になっているんですね。
『過去の自分と同じように文法に悩んでいる人を少しでも多く救いたい』という気持ちから、鈴木さん個人で質問・疑問に答えるメールサポートサービスもしています。(もちろん無料です。)
過去自分も苦しんだという経験があるからこそ、出来たカリキュラムだと思います。
この講座の第1回はお試しとして、無料で見ることができますので、興味のある方は内容をチェックしてみてはと思います。
○講座の無料お試し登録はこちらからできます http://www.grammar51.com/
| 使い易さ |
★★★★★ |
| 継続性 |
★★★★☆ |
| 楽しさ |
★★★★☆ |
| 分かり易さ |
★★★★★ |
| コストパフォーマンス |
★★★★☆ |
| 合計 |
22点 |
使いやすさ
メールで送られたきたテキストを読んで、内容を理解して、問題を解くというシンプルな構成なので、使い方で悩むことはないと思います。
継続性
1日30分前後で終了できるので、忙しい人でも続けられます。
楽しさ
好みにもよるかもしれませんが、パズルのように文法問題を解くという感覚はとても面白ろいです。『えいご漬け』を思い出しました。
分かりやすさ
メール講座にも関わらず、テキストを工夫して、図を多用しているなど、細かいところまで目が行き届いた内容でわかりやすいです。
コストパフォーマンス
文法知識というのは一度マスターしてしまえば、普遍のものなので、それ以上勉強する必要はありません。一生ものの財産となることを考えれば、体系的に学べるこの講座のパフォーマンスはいいです。
この講座は文法知識を体系立てて学べるようになっているので、カリキュラムを最初から順番にこなしていけば十分です。
何も考えることはありません。指示されたとおりに素直に勉強を進めていくのがベストです。
●文法が苦手で、最初から学びなおしたい人
●TOEICの文法セクションを解くことは出来るけど、知識が何となく曖昧な人