リスニングの能力を高めるためのトレーニング方法として
効果的なのがディクテーションです。
ディクテーション自体はどなたでも1度は試したことがあると思いますが、
実感としてどうでしょう?成果を実感していますか?それともイマイチでしょうか?
ディクテーションというのは、非常に学習効果が高いやり方です。
理由は単純、聞いたことを紙に書くという意識を持つだけで
集中力が高まるからです。
これは、日頃の会話(日本語の会話)を思い出してもらえればわかります。
例えば、退屈極まりない会議に出席していたとします。
もし、あなたが発言する必要がなく、ただ聞いていればいい立場だった
場合、どうでしょうか?
だんだん、集中力が落ちて、気がついたら居眠りしていた、なんてことに
ならないでしょうか?
一方、もしあなたが会議の議事録、あるいはメモをとる立場であった
としたら、どうでしょうか? 集中力が落ちることはないはずです。
そんなことはないという人も若干いるかもしれませんが基本的に、ただ話を
聞くだけよりは、高い集中力を維持することが出来るはずです。
相手の話を聞かなければいけないという義務感が生じるせいでもありますが、
このように紙に書くという行為は自然に集中力を引き出してくれます。
これがディクテーションの一番のメリットです。
効果が分かったところで、次は幾つか、やり方に対する工夫を
お伝えしようと思います。
聞こえたことを紙に書くというのがオーソドックスなやり方です。多分、この場合、
このメルマガでも紹介しているような短文のフレーズを書き取るということに
なると思います。この場合、完璧に聴き取るというのがポイントですね。
これは基本として実行すべきなのですが、たまには長文を書き取ること
にも挑戦してみると、より効果的です。この場合、全文を正確に書き取るのは
難しいので、要点だけを書き出します。
要はメモをとると考えれば分かりやすいですね。
あとから読み返してみて、内容が分かるようであればOKです。
これはリスニング能力そのものを鍛える練習にもなりますが、
それ以上に相手の意思を把握する練習になります。
英語の場合、本番の会話において、自分の知っているコトバだけが
出てくるとは限りません。当然、知らないコトバも出てきます。そんなとき、
分かる範囲内で内容を予測する能力があると重宝します。
その能力を鍛えるために、このトレーニングは非常に有効です。
それから、もしディクテーションに不慣れで上手くいかない
という場合、最初は日本語で練習してみるのも1つの手です。
以前もお話しましたが、日本語、英語といっても同じ言葉です。
したがって、日本語の能力を高めれば、自然と英語の能力も
高くなります。
(実際、英語が得意で日本語がダメという人はそういません。)
ですから、英語でハードルが高いのであれば、最初日本語で
練習して、力をつけてから英語に挑戦するという方法もあります。
遠回りに見えるかもしれませんが、意外なほど効果的です。
ぜひ試してみてください。
ちなみに、日頃から英語でディクテーションをやっている
人であれば、日本語でメモをとるのも得意なのではないでしょうか?
最近、気がついたのですが、英語が話せる人は、日本語で
メモをとったり、議事録をとるのが苦にならないようです。
これって、日頃から人の話を聞きながら文字化するというトレーニングを
しているからですね。英語の勉強が、実は日本語の勉強にもなっていると
いう逆パターンの例でした。 |
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