英会話の学習法に関して、私の基本姿勢は小さな間違いにはこだわらない
ということです。日本人の場合、受験勉強になれているせいか、とにかく
ミスにこだわります。間違えれば、テストは×ですから当然といえば当然
です。
でも、実際の会話に関しては、そうではありません。
意思の疎通ができればOKなのですから、会話の障害になるほどの間違いでも
ない限り、気にする必要はありません。
実践の場では、質よりも量です。ミスを怖がってしゃべらないのが一番嫌われ
ることです。使い古された例ですが、外国の人がたどたどしい日本語で話を
したとしても、変に思わないですよね。逆に、自分の意思を伝えようという必
死さが実感できて、好意を抱くと思います。それと同じことです。外国人であ
るあなたが英語を満足に話せないからといって笑いものにするような人はいま
せん。
もちろん、そんなことは百も承知で、それが出来ないから困っているんだと
いう声が聞こえそうですが、これには特効薬はありません。勇気を出して行動
するしかありません。
ただ、これだけでは能がありませんから、一つの方法をお教えします。
それはあえて、カタコトでしゃべってみるということです。単語をいくつか並
べて自分の意思を伝えようということですが、案外効果があります。
たとえば、「昨日、CNNをみたけど、アメリカがイラクを攻撃したという
ニュースがやっていたよ。戦争は嫌だなあ。平和が一番だよ」というような長い
文でもこんな風に表現できます。
「yesterday. CNN. USA. attack. Iraq. No war. Peace. good.」
こんな感じです。文法などを考えたら、めちゃくちゃですが十分伝わります。
どうですか?こんなふうでもいいと思えば気が楽になりませんか?
こんなふうにしゃべっていたら、いつまでたってもキチンと話せるようになら
ないのではと心配する人もいるかもしれませんが、その心配はありません。
実力があがるにつれて、自然にキチンとしたコトバを話せるようになりますの
で心配しないでください。間違ってもいいから、どんどん口に出してみましょう。
もし、英語で話す機会がないという人、またいきなり人と英語で話すのはちょっと
という人は、自分一人で練習してみましょう。たとえば、自分が話した日本語を
英語に直してみるなんてことをしていると、だんだん頭が慣れてきますし
おわり
2003年3月21日 「もう一度始めよう!1日5分からの英会話」掲載
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